パプアの王様、キガタキンショウジョウインコの北部亜種、キタキガタキンショウジョウインコ
学名:Alisterus chloropterus moszkowskii 英名:Papuan King Parrot(moszkowskii) , Green-winged king parrot(moszkowskii) 和名:キタキガタキンショウジョウインコ Size-Weight : 36 cm , 138-210g Native:ニューギニア島の北部からチェンデラワシ湾あたりの高地 Sexual dimorphism:オスは薄緑色の帯が強い性的二型 Alisterus chloropterus A. c. moszkowskii ※当亜種 A. c. callopterus A. c. chloropterus 基亜種
3基亜種+8亜種からなるAlisterus(キンショウジョウインコ属)の3基亜種は「キンショウジョウインコ」「キガタキンショウジョウインコ」「オウインコ」で構成されます。
総称「キングパロット」と呼ばれるインコの王様たちです。
キガタキンショウジョウインコは特に背中の輝きが特徴的で、黄色い肩のキンショウジョウインコで「キガタキンショウジョウインコ」です。
キガタキンショウジョウインコは基亜種も含めて3亜種とされており、チェンデラワシ湾東部からアイタペ地域に生息するニューギニア島の北部に生息するものは亜種Alisterus chloropterus moszkowskii キタキガタキンショウジョウインコです。
基亜種クロロプテルスよりも腹部が赤くて襟の青色が背まで伸びない違いがあるようですが、目が肥えていないと厳しいですね。
オスとメスは黄緑色のバンドの大きさが違うなどの性的二型。
生息地付近のチェンデラワシ湾(eluk Cenderawasih)はジンベエザメの生息海域でも人気なのですが、インドネシア語で「極楽鳥の湾」という意味。
なお、「極楽鳥」というのはオオフウチョウを指すことが一般的なのかもしれませんが、正式な鳥名でも特定の鳥名でも無く、フウチョウ(風鳥)科の全般的な総称の俗称。
キンショウジョウインコ属の王様インコたちは意外と馴れやすくて、面白いインコでもあります。