ときめくインコ図鑑の少し補足を。人間の骨は体重の約20%、飛び回る鳥は約5%といわれます。
飛ぶ鳥といってもアジサシとパフィンでは「飛ぶ」が別次元ではありますが、
哺乳類などと比べると骨はとても軽くて総数も少なく、骨格が飛ぶことに高度な適応をしています。
鳥(ササゴイ)と哺乳類(レッサーパンダ)で同じような大きさの骨を持ち比べてみると予想以上の体感差に驚きます。
また、竜骨突起は鳥類の特徴なのですが、エミューやダチョウのような鳥には竜骨突起がありません。
どちらかといえばサザナミインコも飛ぶことに特化しきっていませんが、その前傾姿勢の理由の通り
祖先はユウギリインコのようなシルエットだったのかもしれませんねー
鳥類の骨を見る機会があれば、その内部構造も是非見てみてください。