赤い袖で赤い眼鏡をかけたボウシ、アカソデボウシインコ。
学名:Amazona pretrei 英名:Red-spectacled Amazon 和名:アカソデボウシインコ Size-Weight: 32cm 270-350g Native:ブラジル,アルゼンチン,パラグアイ CITES I
アカソデボウシインコは日本が1980年にワシントン条約(CITES)を締結した際に初回登録されたボウシインコ7種のうちの1種。
その他の6種(オウボウシインコ,ミカドボウシインコ,イロマジリボウシインコ,サクラボウシインコ,ブドウイロボウシインコ,アカボウシインコ)に比べるとネームバリューが低いかもしれませんが、いまひとつ華も少ないかもしれません。
一般種に例えるならコボウシインコの額を赤くして巨大化させたような印象。
生息地はブラジルの最南端に位置するリオグランデ・ド・スル州、 サンタ・サンタカタリーナ州南側。
アルゼンチンの天然記念物に指定されていたり、パラグアイも生息地だったのですが、現在では厳しい模様。
野生下ではブラジル松( Araucaria angustifolia )の実を好んで食べているそうですが、このブラジル松はパラナ州に多いことからパラナマツとも呼ばれており、日本へも明治時代末期に渡来しています。
和名の由来は袖の羽が赤いところから赤袖ボウシインコ。
この赤い袖羽は4才以降のオスは濃く出やすい傾向にあります。
英名の由来は目の周りの羽が赤いことから赤い眼鏡のRed Spectacled Amazon。
学名のAmazona pretreiは、スイスの自然史博物館の画家Jean Gabriel Prêtreが由来。
現地では、charao|チャラオ(チャオ)と呼ばれています。
(・Θ・)チャラオ・・・・